知っておこう♪介護のお仕事用語集5

介護の仕事では専門用語が飛び交います。
介護の仕事をするということは、人の命に携わるということです。
専門用語の意味が分からずに聞き流してしまうことで、取り返しのつかない事態になる可能性が考えられます。
たくさんの用語がありますが、今回も介護のお仕事用語を少しご紹介したいと思います。

◎レスパイトケア

レスパイト(Respite)とは一時中断、小休止、延期といった意味があります。
それにケアを付けて介護用語として使用されています。
介護が必要な家族が居たとしても、介護施設やデイザービスなどを利用されない家庭があります。
そうなると、介護をしている方にかなりの負担が掛かっていると思います。
「家族なのだから介護をするのは当たり前」と考えている方は少なくないのですが、毎日のことだから疲れも出ますし、ストレスも蓄積されていくでしょう。
そんな風に、日常的に介護をされている家族に少しでも息抜きをして頂き、休息がとれるように支援することを『レスパイトケア』と言います。
詳しくは、デイザービスやショートステイなどの施設で要介護者を一時的に預かることを言います。

◎友愛訪問

現在、日本では高齢化が進み、それが問題となっている地域があります。
若い世代が都会に出て行ってしまった結果、高齢者が1人で住んでいるなんて家庭も多いはずです。
高齢者の中には身体が健康で、何不自由なく生活されている方もいらっしゃいます。
しかし、やはり高齢になるにつれさまざまな事ができなくなってしまうのが一般的です。
そんな1人暮らしの高齢者のご自宅に、ボランティアが訪問し、話し相手になったり、相談にのったりすることを『友愛訪問』と言います。
ボランティア職員が「介護が必要」と感じたら、デイザービスをはじめとした介護施設を案内することもあります。

◎ホテルコスト

この言葉だけを聞くと、宿泊施設であるホテルや旅館などに掛かるコストを連想しますが、ホテルコストも立派な介護用語です。
高齢者施設や介護施設などを利用する場合は必ず料金が発生します。
その中の家賃、食費、光熱費にかかるコストを『ホテルコスト』と呼んでいます。
以前は特別養護老人ホームなど公的介護施設の場合は補助金が出ていましたが、2005年より全額自己負担となりました。
ホテルコストの中で最も違いがでるのが家賃です。

◎ポータブルトイレ

「ポータブル」と聞くと現代的な言葉にように思いますが、介護界でよく使われる言葉です。
トイレは基本的にどの家庭にも、どの施設にも必ず完備されていますが、トイレの場所まで行くことのできない利用者がいます。
そんな時に活躍するのが『ポータブルトイレ』です。
自力でトイレまで行けない利用者のベットの近くに設置します。要は簡易便器のことです。
自力でトイレまで行くことのできない利用者にとって、ポータブルトイレは必需品なのです。

◎身体拘束

「本来ならばあまりやりたくない」と介護士が口を揃えて言うのが『身体拘束』です。
兵庫県姫路市でも身体拘束は良くないとする介護士が多くいらっしゃいます。
重度の要介護者を受け入れている施設ではやむをえずおこなう場合もあり、それが嫌だからと転職される介護士も少なくありません。
身体拘束は主に認知症の高齢者に対して行われます。
抑制帯などを使って利用者の行動を制限することを『身体拘束』と呼んでいます。
また、部屋に閉じ込めておくことや投薬により眠らせてしまうことも身体拘束と呼びます。

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