知っておこう♪介護のお仕事用語集4

介護の仕事では専門用語が飛び交います。
介護の仕事をするということは、人の命に携わるということです。
専門用語の意味が分からずに聞き流してしまうことで、取り返しのつかない事態になる可能性が考えられます。
たくさんの用語がありますが、今回も介護のお仕事用語を少しご紹介したいと思います。

◇アウトリーチ

介護の仕事用語には似たような言葉が幾つもあります。
特に横文字(カタカナ)で表す言葉がたくさんあるため、すぐに覚えるのは中々大変だと言われています。
福祉介護分野において『アウトリーチ』とは介護や支援が必要なのにも関わらず、支援される事を拒否する人に対し、
福祉施設や介護施設、行政などが根気良く働きかけ、支援や介護の利用を実現させる取り組みを指しています。
介護の仕事の中にはそういった介護拒否をする方の心や考えを柔軟にさせ、自ら介護や支援を受けることを了承させる取り組みも必要になります。

◇インテグレーション

『インテグレーション』はどこかIT系の専門用語のようなイメージがありますが、実は介護の現場でも使われる用語です。
介護・支援が必要な方や何らかの障害を持つ方々が他人と差別なく地域社会で不自由なく生活することができるように支援・援助をおこなったり、問題解決にあたることがインテグレーションです。
介護や支援を必要とする方を補助する事は介護士の大きな役目です。
インテグレーションは高い頻度で使用される言葉ですから覚えておくと良いでしょう。

◇禁忌

医療というものは、一歩間違えると命に関わってしまうくらい大変なものです。
医療ミスという言葉をご存知だと思いますが、医者も看護師もそして介護士も人間ですから絶対にそういったことがありえないとは言えません。
ちょっとした判断ミスが原因で一大事になる可能性も考えられます。
そんな医療において何らかの危険が予測される治療をおこなってはならない事を『禁忌』と言います。
禁忌は避けるべき事であり、人の命に携わっているという事を充分に理解しなくてはなりません。

◇形態食

携帯食という言葉は知っているけれど『形態食』は知らない方が多いのではないでしょうか。
形態食とは、何らかの障害や老化のために食べる機能や物を飲み込む機能が低下してしまった方のために、
食べやすいように工夫された食事のことを指しています。
介護の世界では、患者さん1人ひとりに合った形態食が用意されるのが一般的です。
食材の大きさを小さくしたり、水分を多くしたりなどさまざまな形態食があります。
形態食を必要とする方は結構多いので、どのようなものなのかチェックしておくと良いと思います。

◇軽費老人ホーム

高齢者の中には介護の必要がなく一人で生活していくことができる方がたくさんいらっしゃいます。
足腰が丈夫で食事もしっかり食べることができれば、自立した生活ができると言えるでしょう。
しかし、高齢者の1人暮らしは精神面でとても辛く、大変なこともたくさんあります。
そんな身寄りのない方や経済的事情で生活することのできない高齢者が入所する施設を『軽費老人ホーム』と言います。
最近では『ケアハウス』との名称で呼ばれることもあります。

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