介護のお仕事ではさまざまな専門用語が飛び交います。
仕事をしながらじょじょに覚えて行くのですが、前もって知っておいた方が良い言葉もあります。
兵庫県姫路市ではさまざまな施設で正社員からパートまで募集しています。
その面接時にもしかしたら専門用語で質問されることもあるかもしれません。
これまで介護に携わってきた方ならある程度の言葉を把握しているかもしれませんが、初めて介護職を希望する方にとっては知らない言葉ばかりかもしれません。
そこで、ここではこれから介護職に携わる方のために、介護のお仕事用語を幾つか紹介して行きたいと思います。
1.エビデンス
あまり聞き慣れない言葉ですが、エビデンスとは『根拠』のことを指す言葉です。
介護の世界では、EBMと言う治療効果が認められている『根拠』のある治療が必要と言われています。
エビデンス(evidence)は介護・医療の現場だけでなく、さまざまな業界で使われている言葉であり、
介護・医療業界では主に『科学的根拠』との意味で使われることが多いようです。
使い方事例:「エビデンスに基づいた介護をする」
介護現場の上司などに上記のような言葉を言われることが多いので覚えておくと良いでしょう。
2.エンパワメント
「エンパワメント」と言う言葉自体は「能力を付ける」との意味を持っています。
介護用語としても良く使われるこの言葉は、障害者など自分一人では生活していくことの困難な要介護者が、潜在的な力を引き出せるように、介護士が働きかけ、力を与えてあげることを意味しています。
エンパワメントを向上させることができるなら、要介護者が社会において積極的にかつ安定した生活を送ることができます。
エンパワメントには原則があり、その中で最も大切なのが『目標を要介護者が持つ』ことです。
3.オスメイト
オスメイトは特定の人を指す言葉です。
癌やその他疾患、事故などにより尿管や消化管がダメージを受け、人工肛門や人工膀胱を造設した介護者を指しています。
オスメイトと呼ぶ場合もあれば、人工肛門(人工膀胱)患者と呼ぶ場合もあります。
人工肛門・人工膀胱患者だからと言って、決して介護が必要な方ばかりではありません。
しかし、その他にも障害があったり、高齢であることにより介護が必要になる場合があります。
その際にオスメイトとしてカルテなどに記載される事があります。
4.患側(かんそく)
脳血管障害や脳梗塞といった疾患により生じてしまった身体の麻痺。
身体の麻痺は主に片側に出てしまう事が多く、その麻痺してしまった側を『患側』と呼んでいます。
ちなみに、麻痺していない側、つまり使える側は健側と呼ばれています。
介護をする上でとても多いのが患側を抱えている要介護者です。
それも重度から軽度まであり、人それぞれ違いがあります。
患側のある方の不自由さは計り知れません。
患側は介護用語として良く使用されるため覚えておきましょう。
5.ケースワーク
ケースワークとは、社会事業の一つの方法です。
介護の世界では、要介護者と介護士との対人関係を通じた援助技術を指す言葉です。
ケースワークは元々英語の言葉であり、日本語では「個別援助技術」と言います。
ただ、介護の現場では個別援助技術と言うことはほとんど無く、ケースワークと言うようです。
ケースワークを実施する介護士をケースワーカー、そして要介護者(対象者)をクライエントと呼びます。
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