知っておこう♪介護のお仕事用語集3

介護の仕事では専門用語が飛び交います。
介護の仕事をするということは、人の命に携わるということです。
専門用語の意味が分からずに聞き流してしまうことで、取り返しのつかない事態になる可能性が考えられます。
たくさんの用語がありますが、今回も介護のお仕事用語を少しご紹介したいと思います。

◎定期巡回・随時対応型訪問介護看護(ていきじゅんかい・ずいじたいおうがたほうもんかいごかんご)

利用者が出来る限り自宅にて自立した日常生活を送ることを目的とした方法で、介護士の定期的な巡回であったり、随時通報への対応といった介護サービスの一つの形です。
利用者の心身の状況に応じてサービスを提供していくのですが、訪問介護士だけでなく、看護師とも連携して提供されるサービスとなっています。
24時間体制でのサービスとなるため、これを実施している介護施設はあまり多いとは言えません。
兵庫県姫路市でも同様に定期巡回・随時対応型訪問介護看護を提供している施設はありますが、まだ充分とは言えない状態のようです。

◎ハイムリッヒ法

高齢者は嚥下機能(えんげきのう)の低下により食べ物を喉に詰まらせてしまうことがあります。
食べ物が喉に詰まると、呼吸ができなくなり、最悪の場合死に至る事故が起きてしまいます。
そのため、こういった場合の対処法として「ハイムリッヒ法」が必要となります。
ハイムリッヒ法とは食べ物や異物を喉に詰まらせてしまった際にそれを取り除き、窒息を防ぐ応急措置のことです。
これは高齢者だけに限らず、あらゆる場面でおこなわれています。
簡単に説明すると、異物を詰まらせた人の腹部に背後から両腕をまわし、片手で拳をつくって別の手で上から押さえます。
そして鳩尾辺りを上へ押し上げ圧迫することで詰まったものを吐かせるといった方法です。
よく用いられる方法なので、用語含めて具体的な処置法を介護講習などで学ばれることをおすすめいたします。

◎ボディメカニクス

ボディメカニクスを簡単に言えば「介護技術」のことです。
力学的原理を利用しておこなうものであり、無理なくそして自然な姿勢で介護することにより、最小限の労力で済む介護技術です。
介護の仕事はかなりの体力が必要と言われていますが、ボディメカニクスなら疲労が少なくてとても合理的です。
ボディメカニクスを活用した介護方法は現在多くの介護施設で採用されています。
兵庫県姫路市の介護施設でもボディメカニクスが中心になっていると言えるでしょう。
家庭と仕事を両立する介護士さんにとってボディメカニクス技術は必要なものです。

◎まだら認知症

まだら認知症とは認知の症状がまだらに出て、同じことなのに出来る時と出来ない時があるような状態です。
世間一般的には「まだらボケ」とも言われています。
この症状は脳血管性認知症になってしまった際によく見られます。
脳梗塞などで脳の一部だけが機能低下した場合に脳血管性認知症となることが多く、低下してしまった部分によって障害の出方がまだらになる場合があるのです。
基本的に問題なく日常生活が送れ、症状も出たりおさまったりするので判断が難しいようですが、普段出来ている事がたまに出来なくなるといったようなことが起こればまだら認知症を疑った方がいいかもしれません。
特に大きな脳梗塞の前触れという場合もありますので、注意が必要です。

◎要介護状態

要介護状態とは、身体上、あるいは、精神上の障害により、入浴や排せつ、食事などの基本的な日常生活を送るのに継続的な介護が必要であり、要介護認定の要介護1〜5のいずれかに該当する状態のことです。

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